弁護士メモ|千葉晃平のひとこと
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  • 【裁判・労働】長時間労働・パワハラにより精神疾患を発症し自殺に至った事案について、相当因果関係を認め、使用者に損害賠償を命じた裁判例(福岡地裁H28・4・28)
  • 【裁判・労働】長時間労働・パワハラにより精神疾患を発症し自殺に至った事案について、相当因果関係を認め、使用者に損害賠償を命じた裁判例(福岡地裁H28・4・28)

    福岡地裁平成28年4月28日(労働判例1148号58頁)は、本件自殺前の半年間に恒常的に月100時間前後の時間外労働に従事していたこと、継続的な叱責及び暴行を受けていたことなども踏まえ、自殺との相当因果関係も認め賠償を命じたものです(控訴棄却・確定)。

     

    深刻な労災被害事案の救済につながる判断と思われます。