弁護士メモ|千葉晃平のひとこと
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  • 非常勤行政委員の高額報酬の支出差止めを命じた裁判例(仙台地裁H23・9・15)
  • 非常勤行政委員の高額報酬の支出差止めを命じた裁判例(仙台地裁H23・9・15)

    全国各地で、非常勤行政委員の高額な報酬が問題とされてきました。年間僅か数時間の勤務に対し、100万円を超える報酬が支払われ、行政委員は「甘い椅子」と言われ、行政監視等の本来の職責も到底果たされているとはいえない実態が見られました。仙台市民オンブズマンらも昨年6月5日に市民フォーラムを開催し詳細な調査に基づき問題提起を行いました。

    平成22年6月5日の案内 http://sendai-ombuds.net/network/2010/05/post-8.html

    この分野では、大阪高裁平成22年4月27日が勝訴しており、今回の仙台地裁判決はこれに続くものです。全国の裁判・運動にも力となる説得力ある判決です。

    判決文 http://www.ombudsman.jp/data/110915.pd