弁護士メモ|千葉晃平のひとこと
  • HOME
  • >
  • 労働
  • >
  • アスベスト被害で国の責任認める判決(大阪地裁H22・5・19)
  • アスベスト被害で国の責任認める判決(大阪地裁H22・5・19)

    アスベスト(石綿)粉じん被害につき、大阪地裁は、「国が権限を行使しなかったため、石綿粉塵(ふんじん)の抑制が進まず被害の拡大を招いた」として、国に総額4億円を超える賠償を命じる判断を示しました。アスベストなどの被害は、民民の問題に矮小化されてはならず、国こそが防止でき、かつ、防止すべき方策を講じるべき立場にあるのですから、判決にとどまらず、被害救済のための積極的施策がとられるべきです。

    判決のニュース↓。

    http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100519/trl1005192128009-n1.htm

    厚生労働者のアスベストのページ↓。 

    http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/sekimen/index.html