【消費者・参考】「消費者法講義(第4版)」で消費者法を学ぶ~第2章 消費者契約の過程ー契約の成立と意思表示の瑕疵(2/19講)
第2回目は【第2章 消費者契約の過程ー契約の成立と意思表示の瑕疵】になります。
この章では、消費者被害救済の基本的な法理論と、被害者消費者契約(消費者被害の原因ともいえる契約)と一般の契約と異同が述べられています。契約の基礎理論の理解を前提としていることから、やや難しい面もあるかもしれませんが、ここでもまずは第2章全体を通読し、「消費者被害は契約の悪用による」といわれる雰囲気を感じ取れればよいと思います。通読後、以下の視点で、自分なりの答え(文字にして2~5行程度のコンパクトのもの)がもてるか確認し、また、知人・友人に説明できるか確認してみるとよいでしょう(鏡に向かって自分自身に説明してみることでもよいと思います)。
Q1 消費者被害救済の法理として、4つあげるとすればどのような分類となるか。また、その4つは「契約の拘束力」の視点からどのような違いがあるか。
Q2 「書かれざる法律」とはどのような意味か。
Q3 消費者契約において「真意」を重視すべき必要性はどのような理由からか。
Q4 消費者取引の特色(実情)はどのような点にあるか。
Q5 「契約締結上の過失」とはどのような考え方か。
次回は「第3章 消費者契約の過程2ー契約内容と効力」です。
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