弁護士メモ|千葉晃平のひとこと
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  • 【裁判・行政】設計業務の受託業者を選定する審査委員会における市の職員の説明が違法であるとして市の損害賠償責任を認めた裁判例(福岡高裁H27・7・29)
  • 【裁判・行政】設計業務の受託業者を選定する審査委員会における市の職員の説明が違法であるとして市の損害賠償責任を認めた裁判例(福岡高裁H27・7・29)

    市の職員が、審査委員らに対し審査に影響を及ぼす重要な事項の説明を誤ったことを違法とするもので、賠償額は88万円(慰謝料80万円、弁護士費用8万円)です(判例地方自治415号68頁)。原審を是任する判断で確定しています。

     

    審査員会における市職員の役割・位置づけなども参考になると思われます。